ジュリアン・ドール
(久しぶりに踊った。ああ、ダンスがこんなに楽しいものだったなんて・・・・・、そうだ! ジュリアン、君のために素敵な衣装を作ろう! 君に似合う素敵な衣装を・・・・・。そして、またここで君と踊りたい)

ローレンは、踊りながら胸の中で強くそう思っていた。

それから“幻のデザイナー”ローレンは、数々の衣装を、恋人ジュリアンに作り、世間の話題を呼ぶことになる。
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