ジュリアン・ドール
「ハハハ・・・女を捕まえたぞ!ボブ、手伝え!」
下品な嗤い声で、男が叫んだ。
「いやっ! やめて~!」
娘は、二つの腕を攫まれ、後ろ手に押えつけられた。
「放しなさい!」
叫びながら、自分を抑えつける腕を払おうとするが、力強い男の乱暴な腕は、全くびくとも動かず、逆に、更にきつく締めつけてくる。そして暗闇の中、目の前にに立ちはだかる、まるで野獣のように大きな、暗闇よりも黒い人影。
「今日は、なんてついているんだ! アハハハ・・・・・女・・・女だ!しかも上玉だ!ハハハハ・・・・・!」
目の前に現れた野獣は、おぞましい声で狂ったように嗤いながら、狂気な獣が鋭い爪で獲物の胸を引き裂くかのように、娘の胸元の衣装を乱暴に引きちぎり、娘の紅い衣装の裂けめから、胸部の白い肌の艶やかな丘が見えた。
ヒュ~♪
傍らに在る街灯の明かりに照り返すように輝く滑らかな乳白色の素肌と、柔らかな感触。
露にされた双丘に並ぶ福よかな胸は、餓えた野獣の官能を刺激し、乱暴な野獣は更に逆上し、尚ももがこうとする娘の頬に平手を食らわせることで黙らせた。
頬に、重い痛みが残る。
露にされた乳房を、目の前の大きな野獣は、沸き立つ性欲の勢いのまま、黒く汚れ切った不潔な手で鷲掴みにした。
「俺が先にいただくぜ!」
「やめて!・・・やめなさい・・・・・!」
娘はそれでも必死で抵抗しながら叫んでいる。しかし、娘は決して涙を見せることはしなかった。
「あがいても無駄だ!ハハハ!こんな所には誰もいるわけが無い!!」
娘は、危機の極限に達しているのにもかかわらず、半ば冷静だった。逆上している野獣に、やめろと言ってもやめるはずが無い。そう思うと、あがくことさえ無駄なことに思え、不気味に微かな笑みさえ浮かべていた。自分を襲う二人の男の命の、何とも哀れな運命を皮肉に嗤うように。
下品な嗤い声で、男が叫んだ。
「いやっ! やめて~!」
娘は、二つの腕を攫まれ、後ろ手に押えつけられた。
「放しなさい!」
叫びながら、自分を抑えつける腕を払おうとするが、力強い男の乱暴な腕は、全くびくとも動かず、逆に、更にきつく締めつけてくる。そして暗闇の中、目の前にに立ちはだかる、まるで野獣のように大きな、暗闇よりも黒い人影。
「今日は、なんてついているんだ! アハハハ・・・・・女・・・女だ!しかも上玉だ!ハハハハ・・・・・!」
目の前に現れた野獣は、おぞましい声で狂ったように嗤いながら、狂気な獣が鋭い爪で獲物の胸を引き裂くかのように、娘の胸元の衣装を乱暴に引きちぎり、娘の紅い衣装の裂けめから、胸部の白い肌の艶やかな丘が見えた。
ヒュ~♪
傍らに在る街灯の明かりに照り返すように輝く滑らかな乳白色の素肌と、柔らかな感触。
露にされた双丘に並ぶ福よかな胸は、餓えた野獣の官能を刺激し、乱暴な野獣は更に逆上し、尚ももがこうとする娘の頬に平手を食らわせることで黙らせた。
頬に、重い痛みが残る。
露にされた乳房を、目の前の大きな野獣は、沸き立つ性欲の勢いのまま、黒く汚れ切った不潔な手で鷲掴みにした。
「俺が先にいただくぜ!」
「やめて!・・・やめなさい・・・・・!」
娘はそれでも必死で抵抗しながら叫んでいる。しかし、娘は決して涙を見せることはしなかった。
「あがいても無駄だ!ハハハ!こんな所には誰もいるわけが無い!!」
娘は、危機の極限に達しているのにもかかわらず、半ば冷静だった。逆上している野獣に、やめろと言ってもやめるはずが無い。そう思うと、あがくことさえ無駄なことに思え、不気味に微かな笑みさえ浮かべていた。自分を襲う二人の男の命の、何とも哀れな運命を皮肉に嗤うように。