ジュリアン・ドール
目の前の下劣な野獣が、暗闇の中でニヤリと哂う。
「そう、諦めた方が乱暴にされなくて済むことが分かったらしいな」と、地獄の底から響くような、おぞましい声で言いながら、鷲掴みにしたその手の中にある柔らかい物のの弾力に任せ、ゆっくり力を抜いて、そして一張一弛弄び始めた。
「・・・ほうら・・・どうだぁ?・・・・・黙っていれば気持ちがいいだろう」
娘は、猥褻で乱暴な、おぞましい感触が神経を逆なでするような耐え難い屈辱を受けながら、唇を噛み締めそれに耐えている。
「こんな夜更けの女の一人歩きは、危険がつきものなんだ。いい教訓になったと有難く思え」
後ろから娘を押えつけていた男が、娘の耳元で囁く。
柔らかい胸を揉む、汚い大きな手のごつごつとした固い指がゆっくりと移動し、丘を縫って行く。
愛しい人に抱かれ、優しい指先の愛撫に羞らいながら、熱い吐息の中で声を漏らしていたのは、つい昨日の事だと言うのに。
『あの人意外に、この身体に触れるのは、誰であろうと決して許さない!』
娘の背筋を襲う悪寒にギュッと噛み締めてそれに耐えていた唇からは、うっすらと血が滲んできた。
手を動かしながら、目の前の野獣は、面白そうに言う。
「さあ、声を出してみろ!気持ちよさそうに喘いで見せろ」と。
その瞬間、娘は、その美麗な貌から想像も出来ないくらいの厳しい目付きで相手を睨みけ、その土で汚れた黒い顔に、ピュッと唾を吐きかけてやった。
「畜生!このアマが、何しやがる!!」
「きゃっっ!!」
男は再び怒りに逆上し、娘の頬を往復で殴りつけた。しかし、娘は再び目の前の男を睨み付けた。ニヤリと、不気味に笑いながら・・・・・。そして、いつもの高く澄んだ細い声は、細く突き刺さるような、鋭い声に変わって呟いていた。
「汚らしい手で私に触れるな。私が許した、たった一人の人以外、この私に触れる事は決して許さない!」
「そう、諦めた方が乱暴にされなくて済むことが分かったらしいな」と、地獄の底から響くような、おぞましい声で言いながら、鷲掴みにしたその手の中にある柔らかい物のの弾力に任せ、ゆっくり力を抜いて、そして一張一弛弄び始めた。
「・・・ほうら・・・どうだぁ?・・・・・黙っていれば気持ちがいいだろう」
娘は、猥褻で乱暴な、おぞましい感触が神経を逆なでするような耐え難い屈辱を受けながら、唇を噛み締めそれに耐えている。
「こんな夜更けの女の一人歩きは、危険がつきものなんだ。いい教訓になったと有難く思え」
後ろから娘を押えつけていた男が、娘の耳元で囁く。
柔らかい胸を揉む、汚い大きな手のごつごつとした固い指がゆっくりと移動し、丘を縫って行く。
愛しい人に抱かれ、優しい指先の愛撫に羞らいながら、熱い吐息の中で声を漏らしていたのは、つい昨日の事だと言うのに。
『あの人意外に、この身体に触れるのは、誰であろうと決して許さない!』
娘の背筋を襲う悪寒にギュッと噛み締めてそれに耐えていた唇からは、うっすらと血が滲んできた。
手を動かしながら、目の前の野獣は、面白そうに言う。
「さあ、声を出してみろ!気持ちよさそうに喘いで見せろ」と。
その瞬間、娘は、その美麗な貌から想像も出来ないくらいの厳しい目付きで相手を睨みけ、その土で汚れた黒い顔に、ピュッと唾を吐きかけてやった。
「畜生!このアマが、何しやがる!!」
「きゃっっ!!」
男は再び怒りに逆上し、娘の頬を往復で殴りつけた。しかし、娘は再び目の前の男を睨み付けた。ニヤリと、不気味に笑いながら・・・・・。そして、いつもの高く澄んだ細い声は、細く突き刺さるような、鋭い声に変わって呟いていた。
「汚らしい手で私に触れるな。私が許した、たった一人の人以外、この私に触れる事は決して許さない!」