愛しのロクサーヌ
ロクサーヌは驚きもしないで真剣な顔をしながら早口の英語で、

身振り手振りを交えて何かを僕に訴えていたんだけど、

さっぱり意味がわからなくて理解に苦しんでいると、

そこへ大きな黒人の男がズカズカ部屋に入ってきて、

次にでかい握りこぶしが僕の目にヒットして

僕はクラクラしながら、ロクサーヌがさっきから叫んでた

「ハズバンド」の意味を理解して、

最後にうねりながら入って来た黒人のボディーブローで

僕は完全に伸びてしまったんだ。
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