御主人様の言う通り
照れ隠しに大きな声を出す、おバカなあたし…


可愛いげなんてあったもんじゃない。


「わーかってるって…。華もついて来いよな?」


「え?あたしもですか!?」


「うん。だってオヤジの話、長いんだもん。1人で行ったら、寝ちまうだろ?ダメか?」


この、潤ませた瞳で見つめられると…


うぅ…


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