御主人様の言う通り
「あぁ。ただいま」


「なんだよ。久しぶりの再会だっつーのに素っ気ないヤツだな」


ちょっと唇を尖らせて不満そう。


「ん?華…どうした?なんか目、赤いぞ?」


心配そうにあたしをみつめる御主人様の眼差しが、とても優しくて…おバカなあたしは、嬉しくて仕方なかったよ。


「だ、大丈夫です!!全然、全く平気ですっ!」


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