恋心



高校二年の春。



俺があの時声をかけなければ、きっと話すこともなかったであろう女。




だって特に目立つようなタイプじゃなかったし。



飛び抜けてめちゃくちゃカワイイわけでもない。





でも、何故かふと…


俺はあの時あいつに声をかけてしまっていた。





あんなムカツク女だとも知らずに。




あんな……



< 17 / 278 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop