恋心



そして…



「マジ可愛い、なっちゃん」

「先輩…」



初めてだったのに。


躊躇うこともなく、好きだと言われてすぐ先輩に抱かれた。



「なんか夢みたい…」


そう呟いたあたしの頬にキスをした先輩に、ぎゅっと抱きついた。



本当に、夢みたいだった。


本当に大好きになってた。



優しく包んでくれている腕が、愛おしくて…たまらなかった。



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