AngelStick -1-
5階の窓から,外を眺めていた。
HR教室は4階なんだけど,今は授業で5階の特別教室を使っている。
何か配布物がいっぱいあるとかで,みんなカバンを引きずって上の階へ。
なんかダラダラ聞いたことのある話ばかり。その退屈さゆえに外を眺めていた。
「…変な天気。」
思わずぼそっとつぶやく。まぁ,これが終わったらさっさと帰ろっと。
「だよねー。さっさとまっすぐ帰りたいよねー、ほんと部活めんどくなるよ。」
前の男子がアタシのつぶやきを聞いたんだろう。チラッとこっちを見ながら声を返してくる。
正直、あんまりこの男子好きじゃない上に、思ったことをそっくり言われたことになんかムカついたので無視。
HR教室は4階なんだけど,今は授業で5階の特別教室を使っている。
何か配布物がいっぱいあるとかで,みんなカバンを引きずって上の階へ。
なんかダラダラ聞いたことのある話ばかり。その退屈さゆえに外を眺めていた。
「…変な天気。」
思わずぼそっとつぶやく。まぁ,これが終わったらさっさと帰ろっと。
「だよねー。さっさとまっすぐ帰りたいよねー、ほんと部活めんどくなるよ。」
前の男子がアタシのつぶやきを聞いたんだろう。チラッとこっちを見ながら声を返してくる。
正直、あんまりこの男子好きじゃない上に、思ったことをそっくり言われたことになんかムカついたので無視。