好きなんかじゃない///
「そろそろクリスマスだね」

その瞬間來はピタっと足を止めた。

「來?」

「その時、2人でお祝いだからね?」

そして私達は誰にも見られないよう、
コートの中で約束を交わし、キスをした。

私はその時一瞬影を見た。

女の人で、とてもこっちを見ているような影。

でも・・気には留めなかった。
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