好きなんかじゃない///
來に送ってもらい家に帰った。

「あっ!香織、電話よ」

お姉ちゃん・・。
私とお姉ちゃんはあれから必要以上の会話は一切してない。
ママもパパも兄弟喧嘩だろうと、気にしてない。

「ありがと」

お姉ちゃんから受話器を受け取り、電話に出た。
でも何も聞こえない。

「もしもし?あの~」

「・・・」

いたずらかな・・

「あの~・・」

「消えろ!」

ブチッ・・ ツーツーツー・・

え?・・確かに消えろって言ったよね・・?

私はすぐコキを部屋に置きお姉ちゃんの部屋に行った。

「お姉ちゃん・・。さっき誰からだったの?」

「さぁ・・香織ちゃんお願いします、としか聞こえなかったから。」

「そっか...ありがとう」

ちょっと怖いな・・。

「あんたさ、まだ來って子と付き合ってるの?
どうせあんたみたいな子すぐ振られちゃうって!
だ・か・ら、お姉ちゃんに譲って?」

何言ってんの?

「絶対嫌!あんたみたいな人お姉ちゃんじゃない!!」

すぐ部屋をでり、自分の部屋に戻った。

「・・・なんでぇ????」

私は問いかけた。
私がナニヲしたかもわからない。
どうしたらいいのかもわからない。
さっきの電話も・・。
私は声を抑えて泣くことしかできなかった。
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