好きなんかじゃない///
「香織・・っごめん」

「ううん、こっちこそ・・ごめんね。
あと、お姉ちゃん大好きだよっ☆」

私の今まで思い・・伝わったかな・・・。きっと・・伝わったよね?

「さーてとー、そろそろ帰らなきゃ。
お母さんに買い物頼まれてたんだよね。
香織、そんな子別れちゃいなさい!」

「お姉ちゃん」

「きっと私の方が幸せにできるよ?
姉妹2人で独身でいようよ~」

「きっと、僕の方が幸せにします。
負けませんよ?」
                       ・ 
「・・そうねっ。來君・・・幸せにしなきゃ香織は俺がもらってやるよ?」

お姉ちゃん「俺」って・・・かっこいいけどさ・・。

「わかってますって。」

「お姉ちゃん、今日いっぱいはなし聞いてね☆」

お姉ちゃんは両腕で○を作って帰ってった。

「・・ありがとう、來」

「・・おねえさんかっこいいな。
チクショー・・」

「お姉ちゃんなんだかんだ言って來の事きにいってるんだよ。
嫌ってる人には英語でかっこよく去っていくからね・・・」

「ふーん・・・ねぇ・・香織ちゃん、俺の今日最後のお願いと、一生のお願い聞いてくれる?」

「何?今日最後のお願いって。明日もお願いされるの?」

「一生のお願いは、俺とずっと一緒に居てほしいって事と、
今日最後の願いは・・・今度は俺の弟にあってほしいって事。
俺の弟ブラコンだから・・・」

え・・・ん?でも來の弟って・・・

「兄貴、俺はブラコンじゃねぇよ。
こんにちは、香織さん。」

いきなり抱きついてきた。
そういうところ來そっくり・・・

「あー!!こらーテメー!!!」

「何だよ、兄貴ー!」

ふふっ・・

「何でテメーがここに!?」
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