好きなんかじゃない///
「ゴメンって!!」

 隣には謝っている2人。

 え?なぜ2人かって?

 それはね・・・

『は~な~し~て!!』

 と言ってるのに離してくれない來。

 女の子が男の子にかなうわけがない!!

『い~や~だ!』

 私はあんまりこういうことしてほしくない。

 付き合ってるならいいよ?

 
 ・・全く離してくれる気配のない來。

 ここで私は奥の手を使う事に!!

『う・・うぇ・・ヒック・・』

 女子得意技!!泣きまね!!

『え?嘘!マジで?どうしよう!!ごめん!ゴメンって!!』

 そういって気がゆるんだ内に私は抜け出した。

『もう知らない!!私屋上行く!!』

 もちろん。怒ってるけど、嘘だよ?

『え?ちょ・・香織ちゃん。ゴメンって!』

 そして屋上へ行くと・・

『凛ちゃん!!ごめんって!!昨日はたまたま通りかかって、表札に香織ちゃんの名前があったからもしかして・・と思ってピンポンしただけなんだって!!

 俺が好きなのは、凛ちゃんだけだぜ?』

 謝っているが・・いちゃついてるようにも見える・・・

 そして私は凛の隣に行った。
 
 すると來も宏人君と一緒に

『ごめん!!』

 と謝ってる。

 そして私と凛は2人の一生懸命さを見ていたら、笑えて許した。

 私は嘘で怒ってないたんだけどね?

 來にはそのこといってな~い。
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