好きなんかじゃない///
 さぁ教室に戻ろう♪そう皆に言おうと思ったときに...

「香織ちゃん好き♪」

 來がこんなことを言ったのだ。

 私は來が教室に戻ろうと言うと思ったから

「私も言おうと思ってたんだ」

 と言ってしまった。

「「「え?」」」

 私以外(來、凛、宏人君)の声が屋上に響いた。

「え?」

 私も遅れてびっくりした。

 え?・・來・・今好きって言った・・?

「本当?じゃあ付き合おう♪」

 え?ちょ・・待って!!

 私が説明しようとしても來は全く耳を向けず・・・

「來!!今の間違い!!」

「照れてるの?もう!可愛いなぁ」

 もう!私が言いたいのはだね・・・

「香織!おめでとう♪」

 凛?!!なに言うてんの!!

 もうこんなに盛り上がってたら否定できなくなるじゃん。

 
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