好きなんかじゃない///
「あっ!香織!」

私に気づいてかけよってくる寛司。

「遅かったな。・・あれ?凛じゃん!おひさ~」

「・・おひさ~」

「テンション低!!それよりさ、今日友達と喧嘩っぽいのしちゃったんだよね・・ちょ聞いてくれよ・・」

そういって寛司は私を引っ張った。

來と繋いでた手は(來が無理矢理)はなれた。

「香織ちゃん・・・」

悲しそうな顔で見てくる來。

「・・寛司!今は私寛司の彼女とかじゃないの!お姉ちゃんに聞いてもらいなよ」

「でも・・俺香織の方が話しやすいし・・。俺とやりなおさねぇ?」

「な・・なにい__」

バチン!!

ビンタの音が響いた。

「寛司ちょっとひどいよ?香織の気持ち考えて!それに今は來君とラブラブなの!」

凛・・・

「・・・來ってお前?」

「・・そうですけど・・?」

「俺に香織くれねぇ?」

「貴方の方に香織ちゃんを譲ったら香織ちゃんはしあわせになるんですか?」

「・・あぁ。なぁ?香織。」

 ・・・わかんない・・
 寛司との思い出はほんと楽しいものばかり・・
 
< 44 / 123 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop