好きなんかじゃない///
「おはよ!!何トボトボ歩いてんのよ!!」

「あっ、凛!おはよう。別にトボトボ歩いてたんじゃないよ?」

「そうなの?まぁいいや♪教室行こう!!」

凛はきっと私が目の下に隈があることに気づいたんだ。
あんまり気づかれないと思ってたけどな。
別に泣いてたわけではない。
ただ胸騒ぎがして寝れなかった。
寝たとしても悪夢だった。

私は今日も靴箱を開けて靴をいれ上履きを履く。
それはかわらなかったが・・靴箱の中に・・手紙が。

「ラブレターじゃない?!」

「ちょ!!声大きいって!!しかもラブレターって決まったわけじゃ・・」

「じゃあ私中見ちゃおう♪」

私が手に持っていた手紙を取り読み始めた。

「え~っと『放課後裏庭来て』だって。
ちょっと上から目線だねww」

「これって行くの?凛ついて来てくれる?」

「いやーよ。告白されてる横で一人寂しく立ってるなんて。
でも教室で待っててあげるからなんて告白されたか教えてね☆」

うぅ・・(泣)絶対面白がってる・・

「おっす!!香織ちゃんおはよう。」

ドキッ

「あっ來//オハヨウ・・。」

声は小さくなってしまった。
昨日好きって言ったし、悲しいこともあったし・・。

「ちょ~香織ちゃん~どうしよう~。
俺数学赤点で放課後生活科室でカツラ(先生のあだ名)と補習~・・。」

そう言って私の肩に頭を乗せる。
可愛い///
っといかんいかん。絶対今の私顔赤いって・・。

「そ・・そうなの?が・・頑張ってね!!」

ギクシャク・・。

「うん!今日・・放課後遊ばない?」

ドキッ・・2人で?

「久々に4人で!」

あぁ~お約束の。
まぁいいや♪

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