君と桜の木の下で。
ナツ君はそうつぶやいて自分の席に戻っていった。










「戻っちゃった。つまんないのー」










・・・嫌、なんだ。








・・・無理、なんだ。










・・・あれ?何でかなぁ・・・。








ナツ君の言葉が頭の中に鮮明に残ってて、凄く胸が痛いんだ。









私、森君だったのがナツ君って呼び方に変えられて凄く嬉しかった。









なんか、ナツ君に近づけたかな?って。









何で、こんなこと思ってんの?








私、ナツ君のことどう思ってんの?











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