君と桜の木の下で。
「友達でも、プレゼントはちゃんと渡せ!!!今なら、夏樹に間に合うかもしれないから!!!」









里緒はそういって私の背中をぐいぐい押した。










「~~~分かった///!!!」










私は走り出した。









「・・・頑張れ~!咲!」








里緒の大声でみんながこっちを見たけど気にしてる余裕なんてなかった。









「本当に、頑張ってね。咲・・・」









だから、里緒のつぶやきも聞こえなかった。









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