君と桜の木の下で。
桜の木の近くでナツ君を見かけた。







「七瀬!?どうした?そんなに走って・・・」







ナツ君は息を整えてる私に近づいてきた。









「あ、あの!ナツ君は、いらないかもしれないけど・・・。こ、これ!!!」









私はそういってプレゼントをナツ君に渡した。









「・・・これ、俺に?」









「えっと!これ、タオルなんだけど!ナツ君、工事現場でバイトしてるみたいだし!でも
、他の女の子も知ってて、タオル渡してるの見たから、私の使わないかもだけど、とりあえずプレゼントだから!えっと!」










あれ?何で私こんな一生懸命話してんの?











「使うよ」









「へ?」











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