君と桜の木の下で。
「使う。絶対。サンキューな」







そういってナツ君はにこっと笑った。









ドキンッ・・・。










「それに、俺バイトしてるなんてほかの奴に言ってねぇし。多分、祐が言った。あいつ、俺の個人情報すぐにバラすから。だから、七瀬と里緒くらい。」








トクン、トクン・・・。









「ありがと。てか、これ渡すためにこんなに走ったの?」










ナツ君は私の頭をぐしゃぐしゃにした。










「汗でビショビショじゃんw」











「私、汗臭いから・・・。あんまし、触んないで」










何でだろう。凄く嬉しい。触られて、凄くドキドキしてる。











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