君と桜の木の下で。
「私、咲って言います。七瀬 咲。」












彼女はそういって「あなたの名前も教えてください」といった。

















「俺は、夏樹。森夏樹。」
















「森君。ありがと!」
















「え?」


















「親切に、ここまで送ってくれてありがとっ!」









七瀬は口元を緩めて恥ずかしそうに笑った。













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