君と桜の木の下で。
映画の終わり頃、俺は暇で欠伸を必死に耐えていた。







なんだこれ・・・ありがちな映画じゃん。








七瀬をちらっと見ると目に涙を溜めてスクリーンに釘付けだった。








七瀬を見てると面白い。








表情が豊かで見てるだけで笑えてくる。









映画が終わり、七瀬はまだ泣いていた。








「泣きすぎ。」









「うぅ・・・。だってさぁ、主人公の女の子かわいそうだよぉ・・・。」








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