君と桜の木の下で。
用事はちゃんとあった。







俺は隣に置いてある小さな箱を手に取った。







『そっか。明日は、一緒に帰れる?』









「うん。」









俺がそういうと咲は嬉しそうな声を出した。







『よかった!明日、桜の木の下で待ってて。明日、ちょっと先生と話さなきゃ駄目だから。』








先生・・・。







今日の2人の会話を思い出した。









「・・・わかった。じゃぁ、また明日な」










『・・・うん。・・・ナツ君?どうかしたの』










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