君と桜の木の下で。
次の日の休み時間、俺は進路表を書いていた。








「ナツも書いてんのー?里緒も今、書いてんだって」








「里緒、結局どこになったんだ?」









「何か、少し先の大学だってよ。」









本当に変えたんだ。









今まで里緒とは何でも同じだったから、進路が違うと変な感じがする。









「祐は?」









「俺はもちろんお前とおんなじだよ!まぁ、成績ちょっと足りないけど・・・。まぁ、なんとかなるだろ!」










「お前は、マイペースだな」











「うるせーな。咲ちゃん、どうすんだろうな。ナツ、知らないんだろ?」








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