君と桜の木の下で。
俺は振り向いてそう呼んだ。







目の前には愛しい咲の姿があった。








「え?え?なんでここにナツ君がいるの?」








咲はびっくりしたようにそういった。








「咲こそ・・・なんでここにいんだよ」







多分、咲と同じくらい俺は今びっくりしている。









「最後に、ここに来たかった。」









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