君と桜の木の下で。
そういって、里緒は逃げるように家へと入っていった。







なんなんだよ。








それが幼なじみへの接し方かよ・・・。









「里緒も、最後の手段に出たわけかぁ」







祐はそうつぶやいた。








「なんだよ?最後の手段って」









「お前には一生わかんねぇよ。てか、お前は里緒の心配じゃなくて、咲ちゃんだけを考えてなさい」








祐は不敵に笑って、去っていった。













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