君と桜の木の下で。
「俺、ナツとは中学ん時から仲良くてさ。ナツと仲いいんだったら俺とも仲良くしようね!」












七瀬は少し首を傾けた。













「ナツ?ナツって、森君のこと?」


















「うん!夏樹だから、ナツ。皆にそう呼ばれてるよ。まぁ、夏樹って呼ぶ人もいるけど大体はナツのこと好きな奴とかで、あとはナツのことは夏樹って呼んッいってぇ!」

















俺は祐の背中を蹴った。


















「余計なことまで言わなくていいから。」















俺のこと好きな奴って・・・。七瀬に言うなよ。
















なんだか、そんなことを思ってしまった。














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