君と桜の木の下で。
「そうだよな。」





夏樹は口元を緩めてそう言った。





「忘れない。絶対。」





そんな夏樹を見て嬉しくなった。






「てかさ〜。里緒、また遊ぼうぜ。」





夏樹は私の頭をぐしゃぐしゃに撫でた。






ドキンッ






「幼なじみなのにさ〜寂しいじゃん。避けんじゃねえよ〜。また、裕とかも一緒に騒ごうな。」







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