君と桜の木の下で。
5
凄く好きだった。
だけど、私は逃げた。
好きだったのに、大好きだったのに。
ナツ君から逃げた。そして楽な道へ進んだ。
私、今でもナツ君が好きなのかもしれない。
そんな気持ちに私は嘘をついて。
頑丈な鍵を何十にもかけたんだ。
だけど、私は逃げた。
好きだったのに、大好きだったのに。
ナツ君から逃げた。そして楽な道へ進んだ。
私、今でもナツ君が好きなのかもしれない。
そんな気持ちに私は嘘をついて。
頑丈な鍵を何十にもかけたんだ。