君と桜の木の下で。
私はしばらくあっちに戻っていない。





もしかしたら、ナツ君に会ってしまうから。





「咲さ、春になるとすげ〜辛そうだし、ボーっとするし。行って、切りつけてきな」





大輔は私の頭を撫でてくれた。





「っ…。行かない」





「咲?」





< 380 / 452 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop