君と桜の木の下で。
家を出て、駅までの道を歩いていた。





私は進めていた足を止めた。





「帰る前に………」





少しだけ





あそこに行きたい。





私は駅への道を引き換えし、久しぶりの道を歩いた。





久しぶりなはずなのに





道をはっきりと覚えてる。





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