君と桜の木の下で。
最終章
ナツ君が大好きだった。




咲が大好きだった。





それは過去形になんかできなくて





咲への想いは増すばかりだった。






私が原因だったのに





俺が別れを告げたのに






気づいたら、君の影を追いつづけてる自分がいた。





そして、やっぱりナツ君が好きで





咲が好きで





私たちは





俺達は






結ばれることはないんだ。






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