君と桜の木の下で。
大輔はにこっと笑って私の頭を撫でた。










「俺も、ありがとな。これから、どうすんだ?ナツ君と付き合うの?」













私は、ゆっくりと首を横に振った。













「たぶん、無理だよ。ナツ君は、もう新しい道を歩んでる。だから、私は・・・この想いが届かなくてもいいの」













私は少し笑ってそういった。














「・・・最後のお願い、聞いてくれるか?」














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