君と桜の木の下で。
その時チャイムが鳴り、祐と里緒は帰っていった。










「次の授業なんだっけ?」










七瀬は首をかしげてそう聞いてきた。












「んーっと。数学じゃね?」












「数学かぁ・・・。ニガテなんだよね~。」











七瀬は唇をとんがらせてため息をついた。












「七瀬成績いいじゃん。」











そういうと七瀬はまた首をぶんぶん横に振った。











「そんなことないよ!森君だって成績いいじゃん。この前の順位、13位だったでしょ?」











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