娘へ、ごめんなさい。そしてありがとう
一人では何も出来ない現実を

娘は受け入れ切れなかった


娘は 優しい子で

感じなくていい罪悪感を

感じていた


娘は何も悪いことをしていない

娘は何にも悪くない

――謝るのは、私の方だ


今まで当たり前に出来ていたことが

出来なくなる辛さ


娘はまだ知らなくていい辛さを

知ってしまった
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