オタク女とアナログ男


「聞いてよ菜々子さん!
私、好きな女の子が出来たの!」

「あら、女の子なんて珍しいわねぇ。
コーヒー出すから、ゆっくり話して?」

「もっちろん!」


部屋に戻ってきた菜々子さんの後ろには小さな男の子。
あらやだ、オカマ?
しかも、なんて可愛い…!


「あれ、このお姉さん菜々子さんのお友達?」

「そう。
仲良くしてね?」

「はーい」


男の子…で良いのかしら。
素直ね、フラグ立った!?

受け顔にして攻めっていうのもオイシイ…
あ、目が合った。



「初めまして、お姉さん!
私は樫村 夢都。
ユメって呼んでね!」

「私は杉岡 亜美花。
宜しくねユメ!
貴方もオタク何でしょ?」

「あっお姉さんもー?
同族だね!」


この後私達は菜々子さんが話に入ってくるまで語りまくり、仲良くなった。

…萌えの種、ゲット!!!


 
 
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