オタク女とアナログ男
「正直ね、ビビっと来たの!
何ていうか、男の部分が刺激されたっていうか!」
「確かに、ミーコは男心を擽るわよね。
何ていうか、守りたい…だけど時々襲いたくなる!」
グッと拳を握るとユメちゃんはケラケラ笑う。
「やっだ亜美花さん獣(ケダモノ)ー!
レズなのー?」
「そうね、ミーコ限定で私の中の男が疼くわ!!!」
ケラケラと笑いあっていると菜々子さんが大人の笑みを浮かべてコーヒーのお代わりをくれた。
「ふふ、二人ともベタ惚れね。
性別の枠を越えた物同士、仲良くなれるんじゃないかしら?」
「そうですね!
とっても楽しいわ!」
「私も嬉しいっ!
これから宜しくね亜美花さん!」
「こちらこそ!」
三人でまた談笑。
あぁ、なんて至福の一時!
「あ、ユメちゃんにはミーコのとっておきの写真、たくさん見せてあげるわ!」