華は恋に落ちる
本当なのに。とか美香は言ってるけど
無視した。


「知ってるけど。私がさっき言ってた結城尚人だよ。
あの人本当にケンカ強いんだよねー。」


「そんなに目立つんならあたしでも知ってるはずなんだけど。」


「ぁ、それは結城先輩は3年生だし。私達は2年生。
棟も違うし、それに学校にもあんまり来てないらしい。」


「あんたなんでそんなに知ってんの?」


「さぁね。なんでだろう。」


「まーいいや。」


「でも相手は先輩でケンカも強いし、強引。
大変な人に引っかかっちゃったねぇ。
ま、せいぜいがんばれ。」


ニヤニヤとした顔であたしを見てくる。


何を頑張るんだよ。


別にかかわらなきゃいい話だし。


あ、でも唇奪われた分の詫びはちゃんとしてもらわないとな。


なんか今日はいつもに増して最悪な1日だったな。
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