大嫌い・大嫌い・大嫌い、大好き

蓮と付き合って、愛からこんなふうにからかわれていた。

こんな風に話すのがあたしの支えだった。


「でも蓮てモテるから凛、心配だよね?かっこいいし…」


「うん…。せっかく付き合えたのに・・・」



「だったらさ」

愛が妖しい笑みを浮かべた。



「じっとして」



あたしはグロスを塗られた。



「塗り過ぎだって」

これでもかってくらい、ウルウルしてる。


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