俺様狼と子猫少女の秘密の時間③
これだけ短いと、逆にどう返していいのかものすごーく悩む。
挙句「うん。先輩は?」と負けずにそっけないものとなってしまった。
なぜ!
メールではこの興奮が伝えきれぬのか!!
「そりゃあんた、メールで表したら相当うざいことになるからじゃない?」
「……」
いやはや。
ごもっとも。
送ってしばらくして、また携帯が鳴った。
今度は驚かなかったもんね。
『なにもしてない』
…なにもってあなた。
まさかまさかやっぱりごはん食べてないんじゃ…。
こないだ泊まりに行ったとき、一週間分くらいの食事は作って「ぜっっっったい食べてね!!」と凄んでおいた。
でももう一週間は越している。
なくなったし~面倒だし~まあいいや~みたいな?
そんなこと思ってたら承知しないんですけど。
そう思って、ちゃんとご飯食べてるの?となんともこいびとどーしらしくないメールをしてみた。