俺様狼と子猫少女の秘密の時間③
食ってると返っては来たものの、ぶっちゃけそれも怪しい。
まあここで疑ってもしょうがないので、とりあえずその話は打ち切ることにした。
…今度抜き打ちで行ってやるもんねっ。
「悠由、時間よ」
「ラブラブなのは分かったから」
「らぶらぶじゃないもん。見てよこのそっけなさ」
「いっつもそうじゃない」
「……」
そうだけどさ。
杏子達にまで言われるって。
どこまでだよ先輩。
「ほらほら」
美紅ちゃんに急かされ、携帯を閉じてたったと駆け出した。
「みゃっ」
「……」
「あほ…」
「ぷっ…」
…こけた。