教授×モデル
「な…に言ってんの…教授…」


「麻柚に会いたくて会いたくてたまらなかった」


「え…え…と…あ…あたし…きゃぁ!?」


もうだめ。

久しぶりに会ったからか、思わず抱きついてしまった。


「きょ…教授…なにしてんのぉ…
彼女いるんでしょ…?」


「かのじょ?」


彼女?


どこから出てきたんだ?彼女って。


彼女はいない。

したいやつならいるけど…


「彼女なんかいねぇよ?彼女にしたいやつならいるけど…」

「この前科学室からでてきた人?」

「この前…?」

「泊まったとか…言ってたじゃん」

「…?」


しばらく考えこむ。


最近の科学室にきたやつ・・・


・・・・・・・・・


ああ!!!



「それ、俺の妹」

「えぇ!?」

腕の中からびっくりした顔をみせる麻柚。


「それよりさぁ…
いやじゃないわけ?この体勢。」


「教授がしてきたのに、変なの。」

「したかったから」


「教授がそんなことしてると、あたし期待しちゃうよ…」
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