教授×モデル
「ん…」


あ…

ここ…
あったか…


もぞもぞと"何か"に抱きつく。
抱きつくというか収まった感じ。

ちょうどいい…


ムギュ

その"何か"が強く抱きついてきた。


寝ぼけてる私は無意識のうちに何かに更にすりよる。


この後、後悔することになるとも知らずにー…


「ん…」


おしりになんか当たってる…

まいいや…

とにかく眠たい。

「ん~…?」


もぞもぞと…

パジャマの中に手が入ってきた。

「ん!?」


さすがにおかしいと思って、起きた。


でも…

起きてびっくりした。


「ななななっ…!?教…!?」


に抱き締められてる!?


「あ、おはよ」

「おはよ…って何でこんななってんの?」

「麻柚からこっちに来たくせに?」

はあ?

「行ってないもん。」

「可愛~い声で、教授…なんていいながら来たぞ」

「言ってない~」

「したらここにすっぽり入ってきて…」

「えぇっ!?」

寝ぼけてたらしてるかも…

「てか…寝癖すご…」

「ん?そうか?」

つむじらへんと横髪、前髪はぴょんと跳ねている。

ちょっと…可愛い。

「可愛いからそのままねっ」

< 131 / 267 >

この作品をシェア

pagetop