教授×モデル
「これは…お母さんで…」

「麻柚ー…」

「わっ!どうしたの?」


あれからディズニーランドが閉まる時間まで居た。最後に出たのがあたしたちで、それから急いで教授の家へ…。

そして、お風呂も入って、みんなへのお土産を片付けていると教授がいきなり後ろから抱きついてきて、お土産を見る。

「いーもんあげる♪」

「?」

「はい。大事にしとけよ」

「?」

手をゆっくり開けると指輪が入っていた。


「!?これっ…くれるの!?」

教授は笑顔で頷いた。

「ちゃんと、ここつけとけよっ…」

そういって、私の手から指輪をとって左手の薬指にはめた。


…って左手の薬指!?

「ききききき…教授?
こここここ…」

結婚するときの指だよ!?

「予約」

そう言ってぐいっと私を引き寄せ、顔が近づく。

「んっ…」

そのままキスは止まらず、深くなるばかりだった。

「んっ…きゃっ…」

いきなりお姫様抱っこされ、またキスが降ってくる。

そのまま置かれた場所はベット…

まさか…ね?

「ちょっ…教授…?ここ、ベット…だよ?」


急遽また泊まることになったからパジャマは教授の。だからもちろんブカブカで…
いつの間にか一番上のボタンは外されている。


「俺のことイヤ?」

顔がくっつくギリギリで聞かれる。

…イヤな訳ない。

「イヤじゃない…」

「俺今度は我慢できねえかも。だから…いい?」

「……っ」


我慢が辛いのかな…
教授は…

…ごめんね。

「いいよ…?でも、優しく…んっ…」

優しくしてね って言おうとすると唇が塞がれた。
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