教授×モデル

うっ…ヤバい…
自分の言葉と弱気ないっちゃんにウルッときた。
泣きそう…。

「ありがとう。まゆ…」

いっちゃんを抱きしめたら、更にウルッときて泣いてしまった。
どうしたんだろ…今日…
初めてこんなに泣いた…

いっちゃんを抱きしめたのに、いつの間にかいっちゃんにすがりついて泣いていた。

いっちゃん…
お母さんみたい。

…泣き疲れた上にこの安心感に包まれたからか、いつの間にか眠ってしまった。

襲いかかる睡魔の中でいっちゃんは何か言ってた…。
なんだっけ…。

このときは知る由もない。

「まゆ、教授は浮気なんかしてないよ。」