教授×モデル
「着いたよ」

「あ~やっと…」

目隠しをつけて約10分。
目隠しを外してもらったけど
暗闇に目が慣れてたから
すぐに目を開けれない…

「う~目いた…」

「大丈夫?」

「うん…あ、慣れた…
って、え!?」


目が慣れたから目を開けると
びっくりした。

「行こ?」

「えっ!?えぇ!?教授っ?ここ…?」

「教会。…式場かな?」

「えっ?式場?」

「結婚式場♪」


状況がよく掴めないんだけど…

え?

どうゆうこと?

「誰か結婚するの?」


例えば香代子さんとか…


「俺ら」

「んっ?」

聞き間違えたかな?

「俺と麻柚の結婚式」

「えぇぇ!?」


はああああああああ!?


「えっえええ?えっ?んっ?えっと…?結婚…?あたしと?教授が?」

「うん!」

そんなにこやかな笑顔…

結婚!?

「何というか…
サプライズってやつ」

「あぁ!サプライズ!
じゃなくて!!サプライズ婚!?」

「そうだな。俺がいろいろ決めた」

「…えぇ…?…あ、えっと…」

「言葉にならない?」

「……びっくりして…」

「麻柚。」

「ん?」

「結婚しようか」

「えっ!?…うん…//
きょっ…教授ぅ~…」


最初はびっくりしたけど…
てか今もびっくりしてるけど…

急に実感が湧いてきて…

嬉しい~!!

思わず教授に抱きついた。

「あ~良かった」

「ん~?」

「嫌がられなくて」

「当たり前じゃん」

「ふっ…そうだよな。
あっ、向こうで裕子さんが麻柚呼んでる」

「へっ!?裕子さん!?
まさか裕子さんって…」

「そう。麻柚の担当してくれる。だから一緒に今日のこと考えてたんだ。」


うそお…

なのにあたしヤキモキ妬いて…

浮気とか思って…


わ~っ最悪だあたし!

裕子さんに謝らなきゃ…


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