教授×モデル
「フフッ、麻柚さん顔真っ赤ですよ?」

「えぇっもぅ…恥ずかしいです…//」

「フフフフッ。
それで結局選んだのはですね、有名なデザイナーさんが作ったやつで、すごく人気であまり着れないやつを選んでました。
で、着れますよ。って連絡したら、夜なのにドレス見にきて…」


あっ…
それってまさか…
あの夜?


「あっ…その時裕子さん変な質問しました!?」

「変な質問?」

「あっ…変っじゃなくて…
その、愛してるとか電話口で教授が言ってたから…」


教授はあぁ言ってたけど、
一応…確認。ね?


「あぁ!!
早瀬さん色々決めるの大変で一週間くらい麻柚さんと会ってなかったんでしょう?
何かすごいゲッソリしてて…。
あ、それでドレスのことで電話したときに、
"一週間も会ってないなんてありえません!ちゃんと麻柚さんのこと愛してるんでしょう!?"

って感じでお客様なのにあたし説教しちゃったんですよ…。
お恥ずかしい話しです…」

「プッ…。裕子さんって…面白いですね(笑)」

「いえ…何でお説教しちゃったんだろうって…。何だかつい…しちゃいましたね」

「ハハハハ(笑)裕子さんありがとうございます」

「えっ?何かしました?」

「ハハハ(笑)いや、それがなかったら結婚なんかしてなかったかもですね」

連絡取らずに別れちゃってたかもね!

「えぇ!?あ、そしたらですね、照れながら"愛してますよ"って…。いや~本当愛されてますね」

「あははは…」

もう何も言えまちぇん…

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