教授×モデル
とりあえず、こんなもんどう使えば良いか分かんないし、要らないし、着ないし、困るし、恥ずかしいし……


とにかくどうしようもないものだから、寝室のベッドの下に隠しておいた。


これなら見つからないでしょ!!



私の心から封印して、ご飯を作りにかかった。


ご飯もできて、お風呂が沸いた頃に教授は帰ってきた。


今日はちょっと早かった。




「ただいま…」

「おかえり!
わ…だ…大丈夫?」

「んー…」

靴を脱ぐなり教授は抱きついてきた。

「疲れてるでしょ?
ご飯できてるし、お風呂も沸いてるよ?」

「ん~…」

悩んでるようだ。

よっぽど疲れたんだろうな…。


「大丈夫?」


「いよし!!充電完了!!まゆっ、先に飯くう」

「へ…?うん…」



教授は寝室へ荷物を置きに行った。


それから仲良く2人でご飯を食べて、教授は先にお風呂に入った。


「まゆー風呂、いいよ」


「あっ、今入る~」


そう。

このころにはもう…

アレの存在をすっかり忘れていた。





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