教授×モデル
「ん~…」


寝ぼけた目で窓を見ると、もう明るくなっていた。


寝返りをうつと、すぐ目の前に教授の顔がある。


はぁ…。


デコピンを一つくらわせた。


ちょっとムカッときたから。


昨日結局…
何ラウンドしたよ!?
ってくらい…。


おかげで腰が…

体も重たいし。


あぁ…
今日の仕事、
昼からで良かった。


にしても教授は…
寝てれば、可愛いのに。


寝てるときが一番平和!


ちょっと可愛いし…。


あっ、写真撮っちゃおうかな。


背中側にライト用のテーブルに置いている携帯に手を伸ばしたときだった。


グイッ


「はぇっ?」


思いっきり腕を引っ張られた。


もちろん、教授に。


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