教授×モデル
「まゆ~!
…え。」


「え。って何よ。」


入ってくるなり、微妙な反応な教授。

何か不満でも?

パーカーを羽織っているだけですよ、教授。


「パーカー…」

「はい?」

「脱げえぇぇぇぇぇぇ!!」

「ッキャアアアアアア!!
やめてえぇぇぇぇぇ!」




*****



青い空。


白い砂浜。


綺麗な景色。


そして頬に手形がある男、1人。



「そんなに拒否んなくても…」


ガクッと項垂れた。


「そ…そんなに落込まなくても…」


こちらは苦笑い。


「妻なのに…妻なのに…妻なのに!!」



「…」


いいじゃん…。

どうせ脱ぐんだから!!!

パーカーはUVカットのためだよ!!


ちらりと教授を見ると今だにいじけた感じである。


…仕方ないか…。


ひとはだ(?)脱いでやる!!


「教授…、泳ごうよ!せっかくの綺麗な海だよ!」



「えっ?」



ばさっ


」振り向いた教授は一瞬間抜け面になった。


そしてすぐに変態チックな顔になった。



何かされる前に逃げ切るのが一番!!


ということで、青くて綺麗な海へと、勢いよくダイブした。


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